英語プロフィールを用意する前の整理
英語プロフィールは訳す前に日本語側を固めるほど手戻りが減ります。肩書きが直訳で通じない理由、日本語特有の実績表現の組み直し、最終確認を翻訳の専門家へ委ねる線引きなど、着手前の運用ルールと形骸化のサインをまとめました。
英語プロフィールを用意する前の整理
英語プロフィールは、訳し始める前に日本語側を整えるほど仕上がりが安定します。日本語の文面が揺れたまま訳すと、後から両方を直すことになり、手間が倍になるからです。ここでは、着手前に決めておきたい運用ルールと、その運用が形だけになったと分かるサインを示します。翻訳そのものの正しさは専門家の領域なので、この記事では「訳す前に自分で整えられること」に絞ります。
訳す前に固めておくルール
- 日本語版を確定させてから訳す。 内容がまだ動く段階で訳すと、日本語を直すたびに英語も直す二重作業になります。まず日本語で「これで配ってよい」状態を作ります。
- 読む相手と目的を先に決める。 海外の取引先向けか、国内で英語を使う相手向けかで、必要な情報も語調も変わります。誰が読むか決まらないうちは、載せる情報も決まりません。
- 肩書きは直訳で置き換えない。 課長・主任・室長のような役職は、会社ごとに責任範囲の定義が違い、対応する語も国や業界で意味が変わります。辞書の訳語を一つ当てて済ませず、役割が伝わる説明を添えるか、表記の判断を専門家に相談します。
- 固有名は公式の英語表記を確認する。 会社名・部署名・資格名・地名は、自分で訳さず、公式サイトや発行元が定めた英語表記を探して使います。ここを創作すると、検索や照合で別物として扱われます。
- 実績は主語と成果を補って組み直す。 日本語は「担当」「携わる」のように主体や結果をぼかしても通じますが、その曖昧さをそのまま訳すと何をした人か伝わりません。誰が・何を・どうしたかを一度日本語で言い切ってから訳に回します。
肩書きと実績は「言い切ってから渡す」
英語に移す前に、肩書きと実績だけは日本語で具体化しておくと、翻訳の精度に頼りきらずに済みます。たとえば「新規事業の立ち上げに携わった」なら、何をどこまで担ったのかを日本語で一文にしてから渡します。訳文が正しいかどうかは、最終的に対象言語のネイティブや翻訳の専門家へ確認してもらう前提にし、こちらは訳しやすい素材を用意する側に回ります。訳語の当否を自分で断定しないことが、あとで誤解を招かない備えになります。
運用が形だけになったサイン
- 日本語版を更新したのに、英語版が古いまま残っている。二重管理の仕組みが回っていない合図です。
- 肩書きの英語表記を、相手に通じるか確かめないまま使い続けている。伝わっているかを一度も検証していない状態です。
- 「とりあえず英語版がある」だけで、どの場面で誰に見せるか決まっていない。目的が抜けたまま体裁だけ整えた状態です。
このどれかに当てはまったら、英語版を足す前に、日本語版と目的の側を先に見直します。
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最初の一手
まず、いまの日本語プロフィールを「これで配ってよい」状態にするところから始めてください。肩書きと実績を日本語で一文ずつ言い切っておけば、翻訳を誰に頼むにしても、渡す素材が整います。日本語版の土台づくりは信頼されるビジネスプロフィールの作り方を参考にできます。
参考情報
- 9uick Link 公式サイト9uick Link / 確認日 2026-07-17
