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SaaSのアカウント管理を始める手順

SaaSのアカウント管理を、棚卸しで現状を台帳にまとめ、共有アカウントの扱いと退職・異動時の締め手順まで決めて立ち上げる手順。管理の開始に絞り、権限の点検は次の段階として案内します。

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SaaSのアカウント管理を始める手順

SaaSのアカウント管理を始める手順

アカウント管理は、「誰が・どのツールを・どの支払いで使い、持ち主は誰か」を一覧にするところから始まります。最初に必要なのは立派な仕組みではなく、抜け漏れが見える一枚の台帳です。棚卸しで現状を書き出し、共有アカウントの扱いと、人が抜けたときの締め方を決めれば、管理の土台は立ち上がります。ここでは既存の権限を細かく点検する前段として、管理そのものを始める手順を扱います。

立ち上げが必要になる合図

次のどれかに心当たりがあれば、管理を始める時期です。誰が何のツールを使っているか、全体を把握している人がいない。利用料を個人が立て替えたままになっている。辞めた人のアカウントが止められず残っている。こうした状態は、費用の重複や、退職者経由での情報の出入りにつながります。

始める前に決めること

手を動かす前に、棚卸しの範囲と担当を決めます。範囲は「業務で使うSaaS全部」まで広げず、まずは料金が発生しているものと、社外の情報を扱うものに絞ると進みます。担当は一人に決めます。全員で少しずつ持つと、更新が止まって台帳がすぐ古くなります。

立ち上げの手順

  1. 使っているツールを洗い出します。請求明細、共有メールの受信箱、ブラウザに保存されたログインが手掛かりになります。
  2. 一覧に「ツール名・持ち主・支払い方法・共有の有無」を並べます。まずは正確さより、全部を一か所へ集めることを優先します。
  3. 使い回している共有アカウントを見つけ、個人ごとに分けられるものは分けます。分けられないものは、せめて誰が管理者かを決めます。
  4. 人が抜けるときの締め手順を決めます。退職や異動のときに、誰が、どのアカウントを、いつ止めるかを一行で書いておきます。
  5. 台帳を更新する担当と、見直す間隔を決めます。作って終わりにせず、人の出入りがあったら直す運用にします。

台帳の最小の形は次のとおりです。

書く内容
ツール名 何に使っているかを一言添える
持ち主 管理する担当者の名前
支払い 会社契約か個人立替か
共有の有無 共有アカウントかどうか

立ち上がったと言える状態とつまずき

台帳を見れば、誰が何を使い、辞めた人の分が残っていないかを追える。この状態になれば、管理は立ち上がっています。よくあるつまずきは、最初から全ツールを網羅しようとして途中で力尽きることです。その場合は対象を料金の発生するものだけへ戻し、範囲を狭めて一度完成させてから広げます。棚卸しが済んだら、次は誰にどこまでの権限があるかの点検です。進め方はツールの権限設定を見直すチェックリストにまとめています。

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まず作る一枚

今日使ったツールを思い出し、名前・持ち主・支払いの三列だけで一覧を書き始めてください。完全さより、全体が一目で見える台帳が先です。導入から運用までの地図はAIツールを業務へ導入する実践ガイドにあります。

参考情報

SaaSのアカウント管理を始める手順 | 9uickメディア