QRコード

QRコードのリンク先を変更したいときの考え方

印刷後にリンク先を差し替えられるかは、URLを直接埋め込むか転送用の中間URLを挟むかで作成時に決まります。両方式を5つの観点で比較し、使用期間と部数による選び方、刷った後に取れる3つの対処を解説します。

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QRコードのリンク先を変更したいときの考え方

QRコードのリンク先を変更したいときの考え方

印刷した後でリンク先を差し替えられるかどうかは、コードを作った時点で決まっています。URLそのものを埋め込む方式は印刷後の変更ができず、後から変えたいなら、転送用の中間URLを埋め込んで転送先を差し替える方式を最初から選んでおく必要があります。この記事では2方式の仕組みの違いと選び方、すでに刷ってしまった場合に取れる手を扱います。

2つの方式は仕組みから違う

QRコードは文字列を図形のパターンに変換したものです。URLを直接埋め込む方式では、印刷されたパターンそのものがリンク先を表すため、リンク先を変えるにはコードを作り直して張り替えるしかありません。中間URL方式では、コードに入っているのは転送用のURLで、読み取った人はそこを経由して実際のページへ届きます。転送先の設定を変えれば、印刷物はそのままでリンク先だけが差し替わります。この2方式は「静的」「動的」と呼び分けられることが多く、用語の整理は静的QRコードと動的QRコードの違いにまとめています。

違いが出る5つの観点

比較日: 2026-07-17

観点 URL直接埋め込み 中間URL方式
印刷後のリンク先変更 できない。作り直して張り替える 転送先の変更で対応できる
依存する相手 リンク先ページの存続のみ 転送の仕組みの存続と契約条件にも依存
リンクが切れる条件 リンク先の削除・移転 左に加えて、転送サービスの停止や契約終了
導入の手間 URLがあればすぐ作れる 転送URLの発行と管理の仕組みが必要
費用の考え方 生成だけなら無料の手段もある 提供条件はサービスごとに異なるため公式情報で確認

中間URL方式は、便利になる分だけ依存先が増える関係にあります。転送サービスの継続性や利用条件は、導入前に必ず公式情報で確かめてください。

使用期間と部数で選ぶ

画面に映すだけの一時的な案内や、当日限りの配布物なら直接埋め込みで足ります。変更が必要になっても、データを作り直して再表示すれば済むからです。判断が変わるのは、印刷して回収しにくくなるときです。長期掲示のポスター、大量配布のチラシ、リンク先を差し替える前提のキャンペーンでは、作り直しと張り替えにかかる費用や日数と、中間URL方式の管理の手間を天秤にかけ、張り替えのほうが高くつくなら中間方式を検討します。どちらを選ぶ場合も、掲示物に問い合わせ先を文字でも載せておくと、リンク切れ時の行き止まりを防げます。

すでに刷ってしまった場合の3つの手

第一に、旧リンク先のURLを生かす方法です。リンク先が自分で管理しているサイトなら、そのURLに新しい案内や転送を置くことで、印刷物へ触れずに済みます。第二に、新しいコードを作って張り替える方法で、掲示場所が少ないなら最も確実です。第三に、リンク先を維持できないなら掲示物ごと回収します。回収と撤去の段取りはQRコードを撤去するときの運用手順を参照してください。

避けたいのはリンク切れのまま放置することです。読み取った人にはエラーだけが残り、掲示物と発行元への信頼が下がります。

中間URL方式を選んだ後の管理

転送先を変えられるということは、誤った変更もできるということです。変更できる人を限定し、いつ・誰が・どこへ変えたかを記録します。また、契約が切れた瞬間に印刷済みのコードが一斉にリンク切れになるため、契約の更新時期と掲示場所の一覧は同じ台帳で管理します。

作る前の1分で決める

これから作るコードについて「印刷後にリンク先が変わる可能性はあるか」を1分だけ考えてください。可能性があるなら中間URL方式の検討へ、ないなら直接埋め込みで進める。この1分が、張り替え作業の数日を節約します。

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参考情報

QRコードのリンク先を変更したいときの考え方 | 9uickメディア