文章作成・出版

文章公開前の最終チェックリスト

文章を公開する直前の最終確認を、表記と誤字・リンクと参照・体裁と読みやすさ・タイトルと冒頭の四方向に分けて項目化。各項目が漏れると何が起きるか、時間がないときにどこへ絞るかまで具体的に示します。

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文章公開前の最終チェックリスト

文章公開前の最終チェックリスト

公開直前にいちばん見落とすのは、自分が何度も読んで「見えなくなった」部分です。中身を推敲し校正し終えた後でも、公開の操作をする前にもう一度、表記・リンク・体裁・タイトルの四方向から機械的に点検すると、公開後に気づいて慌てる取りこぼしをほぼ防げます。以下は見る順に並べたチェック項目で、それぞれ漏らすと何が起きるかを添えました。

中身の直しと最終点検は分けて考える

推敲は文章の質を上げる作業、校正は誤りを正す作業で、どちらも書いている自分の視点で進みます。最終点検はそこから一歩引いて、読者が最初に触れる状態のまま通しで見る作業です。書き手の頭では勝手に補われてしまう抜けを、読者の目で拾い直します。直しの手をいったん止め、時間を置くか別の端末で開くかして、視点を切り替えてから始めると効きます。

表記と誤字を洗う

最初は文字面です。ここを飛ばすと、中身が良くても読み手の信頼が下がります。

  • 変換ミスと送り仮名の揺れ(同じ語で「行う」と「行なう」が混ざっていないか)
  • 括弧の開き閉じ、句読点の打ち方、全角と半角の混在
  • 固有名詞・人名・肩書き・敬称の表記
  • 見出しで使った用語と本文の用語がずれていないか

声に出して読むと、目で追うだけでは滑る脱字や語の重複が引っかかります。

リンクと参照先を実際に踏む

本文のリンクは、目で見て済ませず一つずつ開いて確かめます。

  • すべてのリンクを踏み、意図した先に着くか
  • 「前章で述べた」などの内部参照が、並べ替えの後もずれていないか
  • 引用した箇所と出典の対応が取れているか
  • 図や画像の差し込み位置と、代替テキストの有無

章を入れ替えた原稿ほど、参照の指し先が古いまま残りがちです。リンク切れを公開後に指摘されて直すと、修正の跡が残って体裁も乱れます。

体裁を本番の画面で見る

下書き画面と公開後の見え方は一致しないことがあります。

  • 見出しの階層が飛んでいないか(大見出しの下にいきなり小見出しが来ていないか)
  • 段落の長さ、改行位置、箇条書きのぶら下がり
  • 太字や強調の付けすぎで、どこが要点か分からなくなっていないか
  • 携帯端末の幅で表や画像がはみ出さないか

公開する媒体の実画面、できれば手元の携帯でも一度開き、読者と同じ条件で確かめます。

タイトルと冒頭で内容が伝わるか

最後に、最初に読まれる部分を見ます。一覧や共有先で表示されるのはタイトルと書き出しだけです。凝った言い回しより「誰向けの何の話か」が伝わるかで判断します。冒頭の数行で読み進める理由を示せていれば、離脱の起点になりません。タイトル選びの軸は表紙に載せるタイトルを決める基準で詳しく扱っています。

時間がないときの絞り方

すべての項目を毎回埋める必要はありません。今回の文章に関係しない項目は、理由を一言残して飛ばします。逆に、前回つまずいた項目は次回の先頭へ移すと、自分専用の順番ができていきます。時間が足りないときは、表記・リンク・タイトルの三つだけに絞ると、被害の大きい取りこぼしから先に潰せます。

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最初の一手

公開の操作に進む前に、まず本文のリンクを上から順に全部踏むところから始めてください。踏んで確かめた数だけ、公開後の手直しが減ります。読まれた後の反応を次の版へ反映する流れは読者からのフィードバックを改稿に活かす方法にまとめています。

参考情報

文章公開前の最終チェックリスト | 9uickメディア