表紙に載せるタイトルを決める基準
表紙のタイトルを内容との一致・探す人への見つかりやすさ・表示上の読みやすさの三方向から確かめるチェック項目集。各項目に漏れると何が起きるかを添え、候補の絞り方や使いどころも解説。配信先ごとの表示文字数は登録画面での確認をすすめます。
表紙に載せるタイトルを決める基準
表紙のタイトルは、凝った言い回しよりも「誰向けの何の本か」が一目で伝わるかで決まります。語感だけで選ぶと、中身とずれたり、探している人の検索に出てこなかったりします。決める前に、内容と合っているか、探す人に見つかるか、表示されたときに読めるか、の三方向から候補を照らすと、好みに流されずに選べます。
タイトルは物差しがないと決まらない
タイトルは考える時間が長いわりに、良し悪しを測る基準を持たないと、最後は語感の好みで決めてしまいがちです。基準を三つ用意しておけば、候補を並べて機械的に比べられます。以下は、候補を二つか三つに絞った後で当てるチェックです。すべてを完璧に満たす必要はありませんが、内容との一致だけは外せません。
内容と合っているかを確かめる
- 読み終えた人が「表紙のとおりだった」と思えるか — ずれていると期待外れの評価につながり、中身が良くても届かなくなります
- 本の一番の中身を指しているか — 副題や飾りの言葉が主役になっていないかを見ます
- 誇張していないか — 「必ず」「誰でも」で釣ると、中身が追いつかず信頼を失います
- 想定した読者の言葉で書けているか — 書き手の専門用語で書くと、肝心の読者に伝わりません。読者像がぼやけているなら書き始める前に読者を決める方法で先に固めます
探している人に見つかるかを確かめる
- 読者が実際に打ち込みそうな言葉が入っているか — 造語や凝った比喩だけだと、検索の入り口に出てきません
- 一般的な呼び名を優先しているか — 社内だけで通じる略語や商品名は、外の読者には通じません
- 似た本と一言で見分けがつくか — ありふれた題は一覧の中に埋もれます
- 本題を短く保ち、副題で対象や範囲を補っているか — 本題であれこれ説明せず、誰向けかは副題に回します
表示されたときに読めるかを確かめる
- 小さく表示されても読める長さか — 一覧では表紙が縮んで並ぶため、長い題は読み飛ばされます
- 先頭に要点があるか — 途中で切れても意味が通るよう、大事な言葉を前へ置きます
- 声に出して言いやすいか — 口づてや紹介で伝わりやすく、覚えてもらいやすくなります
- かなと漢字、英字の表記がそろっているか — 表記がぶれると、検索でも見た目でも損をします
チェックの使いどころ
候補が一つしかない段階でこの表を当てると、粗探しになって手が止まります。先に候補を二つか三つ出し、それぞれをこの三方向で照らすのが使い方です。当てはまらない項目は、なぜ外すのかを一言添えて飛ばします。実際に出した後で「入れておけばよかった」と思った項目だけ、次の一冊の持ち物リストに足します。なお、一覧画面で表示できる文字数や切れ方は配信先ごとに違うため、長さの最終判断は、実際に登録する画面で見え方を確かめてから決めてください。ここでは配信先ごとの上限を断定しません。
関連する9uick製品
表紙まわりを整える工程に関連するサービスとして、9uickシリーズには9uick Coverがあります。利用を検討する場合は公式サイトで現在の機能と条件を確認してください。この記事では未確認の仕様や効果を断定しません。
決めきれないときの最後の一問
候補が横並びで選べないときは、「想定した読者の一人に、この題で手渡して伝わるか」を声に出して確かめてください。電子書籍として出すなら、形式や配信先の確認と合わせて表紙まわりを詰める電子書籍を作る前に確認する項目も見ておくと、直前の慌てを防げます。
参考情報
- 9uick Cover 公式サイト9uick Cover / 確認日 2026-07-17
