AIツール・業務効率化

ベンダーロックインを考えるチェック項目

特定ツールへの囲い込みを契約前に点検するチェック項目を、データを持ち出せるか、どれだけ依存しているか、代わりがあるかの三つの角度で用意。埋まらない項目の読み方も示します。

AI支援で作成9uick編集部が内容を確認
ベンダーロックインを考えるチェック項目

ベンダーロックインを考えるチェック項目

ベンダーロックインとは、特定のツールに業務が深く結びつき、やめたくてもやめられなくなる状態です。導入のときは便利さに目が向きがちですが、抜けにくさは契約前にしか十分には確かめられません。ここでは、囲い込みの度合いを「データ・依存度・代わりの有無」の三つの角度から点検する項目をまとめます。すべてに当てはまる必要はなく、埋まらない項目が「抜けにくさ」の在りかを教えてくれます。

データを持ち出せるか

  • 自分たちが入れたデータを、いつでも書き出せると案内されているか
  • 書き出したデータが、他でも読める一般的な形式か
  • 添付や履歴など、本文以外の情報も持ち出せるか

ここが弱いと、乗り換えを決めても中身を移せず、事実上そのツールへ留まらざるを得なくなります。書き出せるかどうかの詳しい考え方はデータのエクスポート可否を確認する理由で扱っています。

どれだけ依存しているか

  • そのツールが止まると、いくつの業務が同時に止まるかを把握しているか
  • 独自の記法や設定が、他へ移せない形で積み上がっていないか
  • 特定の担当者しか使い方を知らない状態になっていないか

依存度の点検を飛ばすと、「一つのツールを解約したら、つながっていた別の業務まで動かなくなった」という連鎖が見えないまま契約を続けることになります。

代わりがあるか

  • 同じ用途を別の方法でも満たせるか、当てだけでもつけてあるか
  • 乗り換えにかかる手間の見当がついているか
  • 契約をやめる条件と、やめたあとのデータの扱いを確認したか

代わりの当てがまったくない状態は、値上げや仕様変更があっても受け入れるしかない立場を意味します。移行の手間の見積もり方はツールの乗り換えコストを見積もる方法が参考になります。

点検した結果の使い方

埋まらなかった項目は、すぐ乗り換えるべきという意味ではありません。抜けにくさを承知したうえで使い続けるのか、今のうちに代わりの当てを用意しておくのかを決めるための材料です。当てはまらない項目は、なぜ不要と判断したかを一言残しておくと、次に見直すときに同じ検討を繰り返さずに済みます。

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参考情報

ベンダーロックインを考えるチェック項目 | 9uickメディア