会議の優先度を判断するための基準
会議が重なったときにどちらへ出るかを決める五つの質問と判定表のテンプレート。代理で足りる会議と動かせない会議の線引き、記入例、書き換え時の注意、同じ判定同士が重なったときの決め方まで扱います。
会議の優先度を判断するための基準
会議の優先度は、主催者の役職や招集の口調ではなく、「自分が欠けると何が止まるか」で決めると迷いません。毎回ゼロから悩まなくて済むように、そのまま使える質問リストと判定表を用意しました。予定が重なったとき、締切前の週に会議を間引きたいときに、上から順に当てはめてください。
そのまま使える五つの質問
出欠を迷っている会議について、次の質問に順に答えます。
質問一 この会議に、自分が判断する議題や、自分にしか説明できない内容があるか 質問二 自分の代わりに判断や報告を任せられる人が出席するか 質問三 自分が欠席した場合、その場の決定は止まるか、それとも自分抜きで進むか 質問四 議事メモや録画で、翌日までに内容を追えるか 質問五 出席すること自体が関係の維持に関わる相手か(顧客、初回の相手、お詫びの場)
答えを判定表に当てる
| 判定 | 当てはまる答え | 重なったときの扱い |
|---|---|---|
| 動かせない | 質問一か質問五が「はい」 | この会議を軸に他の予定を動かす。代理は立てない |
| 代理で足りる | 質問一が「いいえ」で質問二が「はい」 | 代理を立て、任せる判断の範囲を一言添えて渡す |
| 記録で追える | 質問三が「進む」かつ質問四が「はい」 | 欠席を連絡し、議事メモの共有だけ依頼する |
| 開催自体を確かめる | どの質問でも、欠けて困る人の顔が浮かばない | 出欠ではなく、その会議が今も必要かを主催者に確かめる |
記入例: 顧客定例と社内進捗会議が重なった
火曜の午後、顧客との月次定例と社内の進捗会議が同じ時間に入ったとします。顧客定例は質問五が「はい」なので「動かせない」。進捗会議は、担当分を隣の席の同僚が把握していて質問二が「はい」なので「代理で足りる」。同僚には「A案件の遅れは、明日私から補足すると伝えてほしい」と任せる範囲を一言で渡します。ここまで数分で終わり、どちらに義理を立てるかという悩み方をせずに済みます。
自分のチーム用に直すときの注意
- 質問は五つから増やさないでください。項目を足すほど判定が遅くなります。五つで決まらないのは情報が足りないからではなく、質問三の「止まるか進むか」を主催者に確かめていないだけのことがほとんどです。
- 「役職が上の人の招集を優先する」という行を判定表に足さないでください。足した瞬間に判定表は席次表へ変わり、欠けると誰が困るかという軸が崩れます。
- チームで共有するなら、「動かせない」の定義を先にそろえます。「欠席すると気まずい」を「動かせない」と読み替える人が出ると、すべての会議が最優先になります。
「動かせない」同士が重なったら
同じ判定の予定同士の衝突は、テンプレートの外で決めます。目安は、動かしたときの謝罪が軽いほうを動かすことです。社外より社内、大人数より少人数、初回より馴染みの相手、の順で動かしやすくなります。動かす側への伝え方はリスケを依頼するときの伝え方と例文にまとまっています。
毎回同じ判定になる定例は出席を見直す
同じ定例に「記録で追える」が三度続いたら、それはもう自分が出る会議ではありません。欠席連絡を繰り返すより、出席者から外れるか、開催そのものの見直しを提案するほうが互いに楽になります。定例の畳み方は定例会議を減らすための見直しチェックリストで扱っています。
関連する9uick製品
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まとめ: 質問一と三だけでも
次に予定が重なったら、まず質問一と質問三だけ自分に聞いてください。「自分にしか話せない内容はない」「自分抜きでも進む」なら、その会議に必要なのはあなたの出席ではなく、議事メモの共有依頼です。
参考情報
- Kimeyo 公式サイトKimeyo / 確認日 2026-07-17
