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推敲と校正の違いと進める順番

推敲(内容・構成の見直し)と校正(表記・体裁の確認)の違いを比較表で整理し、推敲を先に回す理由を解説します。どちらの作業かを見分ける具体例と、締切前や寄せ集め原稿など場面ごとの使い分けも示します。

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推敲と校正の違いと進める順番

推敲と校正の違いと進める順番

推敲は「何を・どう書くか」を見直す作業、校正は「表記が正しく整っているか」を確かめる作業です。見ている層が違う別々の工程で、進める順番は推敲が先、校正が後になります。逆にすると、せっかく整えた表記ごと文を削ることになり、二度手間が生まれます。

二つは見ている層が違う

同じ「原稿を直す」でも、目的も終わりの合図も異なります。

見る観点 推敲 校正
見るもの 内容・構成・論理・表現 誤字脱字・表記のゆれ・体裁
立てる問い この主張は要るか、順番は適切か この字や記号、書式は正しいか
終わりの合図 足す・削る・入れ替える箇所が尽きた 表記の誤りが見つからなくなった
主な動作 段落の移動、重なりの削除、言い換え 送り仮名の統一、誤植の修正

推敲は原稿の中身を動かす作業、校正は動かさずに表面を整える作業と考えると、混ざりにくくなります。

なぜ内容を先に直すのか

校正は、文が確定してから回す工程です。まだ消えるかもしれない段落の送り仮名を整えても、そのまま無駄になります。全体から細部へ、という順番です。まず内容と構成を固め、次に文と語、最後に表記へ降ります。中身を固める段階で真っ先に効くのが重なりの削除で、手順は文章の重複を見つけて削るチェックリストにまとめています。

「これは推敲か校正か」の見分け

迷ったら、その直しで意味や構成が変わるかを見ます。変わるなら推敲、変わらず見た目や表記だけが整うなら校正です。

  • 「同じ話が二つの章にある」→ 構成が変わるので推敲
  • 「『行なう』と『行う』が混ざっている」→ 表記だけなので校正
  • 「結論が最後まで出てこない」→ 順番の問題なので推敲
  • 「見出しの記号がそろっていない」→ 体裁だけなので校正

見出しの言葉そのものを分かりやすく直すのは、意味に関わるので推敲側の作業です。直し方は読みやすい見出しを付ける方法にあります。

場面ごとの使い分け

  • 締切が迫って時間がないとき: 表記の事故は読者の信頼に直結するため、校正だけでも通します。ただし内容に大きな穴があるなら、短くても推敲を優先します。
  • 他人に読んでもらう前: 先に推敲を一巡してから渡します。表記の指摘に時間を使わせず、中身への意見をもらうためです。
  • 寄せ集めの原稿: 重なりと文体のばらつきが多いので、推敲の比重が大きくなります。校正は最後にまとめて回します。

同時にやると両方が甘くなる

内容と表記を一度に見ようとすると、誤字を直しながら構成も気になり、どちらも中途半端になります。一回の通し読みでは、見る層を一つに固定します。「今は内容だけ」「今は表記だけ」と決めて別々に読み返すほうが、結局は速く仕上がります。

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参考情報

推敲と校正の違いと進める順番 | 9uickメディア